ラ・コルメナ市においてニャンドゥティづくりの講習会を実施しました

 2024年4月25日、イタグア市から 4 人のニャンドゥティ・インストラクターを招き、ニャンドゥティ作りの講習会を実施しました。ニャンドゥティとは、パラグアイのイタグア市発祥である伝統工芸品の刺繍です。また、ニャンドゥティとはグアラニー語であり、日本語に訳すと「蜘蛛の巣」といいます。

 本講習会の位置づけは、アグリツーリズムのパッケージの1つとして、室内で楽しめるパラグアイの伝統の刺繡であるニャンドゥティを観光客に提供するというものです。ラ・コルメナ地域ではきれいな滝や川があることで知られていますが、雨天時には訪れることができず、室内で過ごすことを余儀なくされることが想定されます。そこで、雨天時のアグリツーリズムのパッケージ案の1つとして、パラグアイの伝統工芸品であるニャンドゥティ(刺繍)作りを提供できるようにするものです。

 パラグアイの人でもなかなか教わる機会がないことから受益者の関心を集め、本日の講習会は第二フェーズプロジェクト開始以来、最多となる29名の受益者が参加しました。想定していたよりも多くの受益者が参加したことから、事前に用意した刺繍枠が足りず、嬉しい悲鳴をあげることとなりました。不足した刺繍枠は、講師が急いで用意し、問題なく講習会を実施することができました。

 初めての刺繍づくりでは、特に均等に縫うことに苦戦したそうです。しかし、インストラクターや受益者同士で会話をしながら、楽しくニャンドゥティづくりをすることができました。

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JICA草の根プロジェクトチーム

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