集中講義 2019年9月5日  ラ・コルメナ

9月5日(木曜日)

草の根集中講義2日目 太田旭専門家(アライアンス・フォーラム財団 栄養士)講義

昨日の告知通り、商品のチラシとパッケージステッカーを作成した。最初に太田専門家がアフリカの女性達と実施しているスピルリナという商品開発プロジェクトが事例として紹介され、チラシとステッカーの作り方、記載する内容、デザインの工夫などの説明があった。

グループ発表では、ターゲットによって発信するメッセージがターゲットの興味関心によって変わるということや、商品情報だけでなく生産者(女性達)情報やブランディングを表せるデザインを考えられる良い機会になったという感想が述べられた。

最後に太田専門家は、「視覚情報・聴覚情報・言語情報をうまく使い分け、情報量・時間配分などを工夫することで、より一層商品の認知度を向上できるのでは」と話され、女性達に共感を得られていた。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三好崇弘専門家による

5項目評価方法について

1.妥当性・関連性 私のニーズとプロジェクト内容がどれだけ合っているか、やりたいこととどれだけ一致してるか?

2.有効性 参加して目的を達成できたか?

3.効率性 実行対象を一番安く早くできることができたか?

4.インパクト プロジェクトをとおして自身の生活や家族への良いインパクト、悪いインパクトにはどのような事柄があるか。

5.持続性 プロジェクト終了後も女性たちの力で活動を続けられるか

 

 

 

 

 

 

 

女性達がグループに分かれて課題に取り組み、その後各項目について発表を行った。

プロジェクト内容に対して満足度は100%で、それぞれが今までに取り組んできた加工食品をより品質向上できたことで満足度が高かった。さらにチームで作業すること、正確な分量で材料をそろえること、整理整頓を学び自身の生活にも取り入れ

女性として家庭にお金を持ち帰ることができるようになり自信がついた。

今後、学んだ事を参加していない女性にも共有して広めて、女性同士で助け合い、自分自身に自信をつけたいなどの話があった。 マイナス面では、子どもをおいて長く外にでた、他の仕事を休んだり店を閉めた、自分の店が母親まかせになっているなどが挙げられた。

持続性としては、さらに知識を高めて加工食品の品質を向上させていき、プロジェクトで学んだ知識、責任感、自信、5Sをプロジェクトに来ていない人にも広げたい。

また、プロジェクトが終了しても皆で協力して収益を上げられるよう努めていきたい。

 

三好専門家からは国際機関の5段階評価をよく理解した発表内容であると講評があった。

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JICA草の根プロジェクトチーム

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